オペレーション支援システムの概略
日本国内全域の物流動向を把握する「オペレーション支援システム」を2014年7月より運用を開始しました。
弊社は当初より本事業に参加し、現在もシステム拡張に従事しています。
このシステムは、以下の【相互間連携した統合化システム】により構成されています。
運行管理システム
動態管理弊社担当(スマートフォン&地図)
指定車両管理弊社担当(スマートフォン&地図&警報点灯装置)
安全運転管理協業会社担当(デジタコ&地図)
勤怠管理システム
勤怠管理協業会社担当
その他システム
基幹システム等協業会社担当
目的としては、「作業の見える化」と「作業の効率化」を追求しています。
また、「オペレーション支援システム」は全国組織を一元化した運用形態をとり、設備面としては全国の車両ドライバーに"専用スマートフォン配備"と車両には"スマートフォンと連動するデジタル式運行記録計の搭載"をしています。
GPSによる位置情報や集荷・配達時に発生する待ち時間もリアルタイムに把握し、運行データや積荷データなどを基幹業務と連携して一元管理することができています。
動態管理に関わるシステムの概略図
弊社担当の主な機能
動態管理
車両の走行位置、走行速度や運転挙動、荷積状態をリアルタイムに管理することができます。
また、特定の車両の履歴情報を表示することができます。
指定車両監視
動態管理に加え指定車両を個別で監視し、万が一の場合は各事業所の警報点灯装置へ通知を強化しています。
スマートフォン
「車載機と連携していない場合のGPSによる位置情報」や「作業情報」をリアルタイムにセンターへ送信します。
運行データや積荷データなどをお客様専用の画面で管理することができます。
導入目的
現場の負荷軽減や入力作業・後方事務の省力化など作業効率の向上。
作業状況の可視化により様々な切り口からの分析を可能とする。
作業情報の集積から顧客サービスの向上。
導入効果(お客様より)
作業状況の見える化を実現し、国内複合事業営業利益率3%到達。
作業における現状レベルを課所単位で可視化することにより問題点を早急に発見し、作業改善を実施することでコスト削減が図れた。
課所単位でのオペレーションに合わせたコスト削減目標が設定され、課所単位での作業分析が可能になった。
国内流通運送拠点で稼働するトラックの動態管理の実現。
ドライバーの安全運転への意識が高まり、交通事故の撲滅やCO2の排出量の削減。